さてさて、今回もクイズといきましょう。
今回は、タイヤのグリップの違いに関する問題です。
(今回は、超カンタンです)
では、問題です。
ある程度、スプリングレートのバランスが取れているクルマがあったとしましょう。
(全体的なロール量、前後のバランスが取れているという意味です)
タイヤサイズは同じですが、もっとコンパウンドのやわらかい、グリップするタイヤに4本とも交換しました。
交換前のバランスと同じようにするには、交換後のスプリングレートは、今より硬くなりますか? それともやわらかくなりますか?
<正解はコチラ>
答えは、硬くなります。
これは、カンタンでしたよね。
タイヤがグリップすれば、コーナリングスピードは高くなり、ロールが大きくなります。
よって、よりロールさせない方向になりますので、スプリングレートは硬くなります。
たとえば、ラジアルからSタイヤにしたときなど、まさにこの状況ですね。
やわらかいスプリングにグリップするタイヤを装着すると、レスポンスが悪いだけでなく、かなり遅れてから大きなグリップがやってきますので、とても乗りづらいバランスになってしまいます。