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LAP.11 適正なスプリングレートG (クイズ キャンバー角)

アライメントのセットアップでは、大きな影響力を持っているキャンバー角。
今回は、キャンバー角とスプリングレートの関係です。


では、問題です。


キャンバー角をマイナス1度からマイナス3度へ変更しました。
(より、ネガティブキャンバーにしたということです)


変更前のバランスと同じようにするには、変更後のスプリングレートは、今より硬くなりますか? それともやわらかくなりますか?




<正解はコチラ>













































































答えは、硬くなります。


なぜなら、下図のように、キャンバー角が大きくなると、走行時タイヤの角部を使用する
ことになります。そうすると、タイヤのタテ剛性は弱くなりますので、バネレートを硬くしてバランスをとることが一般的です。







また、キャンバー角を大きくしたことで、コーナリング中のグリップが向上する場合は、
より、バネレートを硬くする方向性となります。

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