HYPERCO

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氏名  金山 新一郎
職業  AUTOBACS ASM YOKOHAMA
 総合プロデューサー
HP  http://autobacs-asm.com/
所在地  神奈川県横浜市中区新山下2-4-7
連絡先  TEL:045-629-0905
 FAX:045-629-0906
取付車種  S2000 AP1
車高調  ASM SREダンパーキット2WAY
 AP#用
フロント  ID60 6インチ 800ポンド
リア  ID60 6インチ 800ポンド
     
「フラットライド」を実現するための最後の武器、それがHYPERCOでした。

●金山氏のコメント
レーシングカーのクオリティをチューニングカーに持ち込みたい、そう考え続けているボクにとってHYPERCOはずっと憧れのブランドでした。Sachs Race Engineering製ダンパーを手に入れて完成した感があったS2000の足回りの出来栄えは秀逸で、まさに「フラットライド」と呼ぶに相応しいその仕上がりには自画自賛ながら大きな満足を得ていました。そんな中でも「もしこれにHYPERCOを組み合わせることが出来たら・・・」と言う思いが心のどこかにずっとありました。

そんな中、ミノルインターナショナルさんから声をかけていただき、とうとう憧れ続けたHYPERCOを手に入れ、早速それをストリートバージョンのS2000に装着して試乗しました。驚いたのはそのフラット感。バネの仕事じゃないと思い込んでいた領域までバネが仕事をしているのが良く分かります。「あぁ、今伸び側の減衰が弱すぎるな」「今の場所に合わせるなら圧側の減衰をもう少し上げた方がいいな」そんなアイディアがより分かりやすく浮かんできます。車の無駄な動きを排除し、フィルターを取り払って誰にでも分かりやすいインフォメーションを与えてくれるスプリングと言えるでしょう。

そのインフォメーションを元にしっかりとダンパーを調整していき、その動きが完全にシンクロした瞬間に得られるあのフラットライド感は今までに感じたことのない種類の、まさしく「レースを感じさせる」ものでした。ASMタイムアタック号にも当然のように使いますが、それだけでは勿体ない。ぜひみなさんもレーシングのクオリティを手に入れてみてください。

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●ドライバー加藤氏のコメント
ハイパコは、もうコメントするまでもありませんね(笑)。スーパーGTでも多くのチームが採用していて、個人的にも大好きです。

まず感じるのは、細かな突き上げ感が少なくなることです。はじめは、少し"軟らかいのかな?"と感じる部分があるのですが、コーナーに入ると、コシがあり、しっかり踏ん張ってくれます。縁石に乗っても弾かれないので、ピーキーなクルマでもマイルドに感じますね。

また、突き上げ感が少ないので、クルマの動きが落ち着き、コントロール性が向上し、セットアップの方向性も見い出しやすくなります。

もちろん、ピロポール等、クルマへの負担が少なくなることも、トラブルが減るのでドライバーとしてもありがたいですね。

氏名  有限会社成城タイヤ 中澤 吉弘
HP  http://www.e-tire.co.jp
所在地  東京都世田谷区喜多見7-35-18
連絡先  TEL:03-3417-2531
 FAX:03-3417-2532
取付車種  アルファロメオ156TI JTS
車高調  アラゴスタE
フロント  ID65 8インチ 450ポンド
リア  ID65 8インチ 225ポンド
街乗り、サーキット
どちらにもお勧めです!

「HYPERCO」に変えてまず大きく体感できた事は、「乗り心地の良さ」です。いつも通る高速の継ぎ目で、今迄装着していたスプリングと比べ、格段に突き上げがマイルドに感じられます。

今迄は「ドカン、ドカン」といった箇所でも、「トンッ、トンッ」といった感じで乗り越えます。サーキット走行をする人でも、多くは街乗りがメインだと思います。サーキットを走る為に普段の乗り心地を多少なりとも犠牲にしている人には、まさにうってつけのスプリングですね。

サーキット走行では、コーナー出口でトラクションが良く掛かり、ラフなアクセルワークやステアリング操作でも車の姿勢の変化が少ないのに驚きます。

ショートサーキットでは縁石を積極的に使っても、乗り越えた時の視点の「ブレ」が少なくなり安心感が増しています。本格的に煮詰めるのであれば、もう少しレートを上げてセッティングしてみたいですね。

正直、同レートのスプリングでこれほどの良い変化が見られるとは思っていなかったので「HYPERCO」の装着はお勧めです。

レースをメインに使っている方は勿論、街乗りメインだけど、たまにサーキットを走る方でも十分体感できるスプリングなので、現状に不満のある方は、是非試してもらいたいですね。

氏名  田島 尚人
職業  CS-TOP チーフメカニック
HP  http://www.cs-top.co.jp/
所在地  群馬県太田市新田金井町160-1
連絡先  TEL:0276-57-1203
 FAX:0276-57-0616
取付車種  スープラ JZA80
車高調  ZEAL
フロント  ID60 7インチ 1000ポンド
リア  ID60 8インチ 700ポンド
足回り全体が、
シッカリ仕事をする感じです。

公認レース車両の製作や参加も多数有りますので、20年以上前からハイパコの存在は知っていましたが、なかなか入手ルートや設定の問題でチューニングカーなどで試す機会が有りませんでした。

今回は一流メーカーの物から変えてみたので、どこまで良くなるのか?多少期待薄な面も有りましたが、思いの他、激変したので驚くばかりでした。

ストリートユーザー向けに簡単に表現すると、ウェーブを跳ねないで吸い付く様にクリアする。ブレーキング時の安定性の向上。ギャップをしなやかにクリアする。安定したコーナリング。各走行で車が軽くなった感じなどです。総合的に言うと「足回り全体がシッカリ仕事をする感じで走行性能が高くなり乗り心地も良い」です。

正直 スプリングのみで、ここまで変化するものかと驚きました。サーキットはもちろん、ストリートユーザーの方にも、ぜひ使ってみて頂きたい品ですね。

氏名  白髭 雅永
職業  オートクラフト 代表
HP  http://www.auto-craft.net
所在地  京都府京田辺市大住大峯1−7
連絡先  TEL:0774-64-6466
 FAX:0774-64-6467
取付車種  RX-7 FD3S
車高調  アラゴスタ 3WAY
フロント  ID65 8インチ 900ポンド
リア  ID65 6インチ 1000ポンド
テールスライドした時の挙動が、
非常にコントロールしやすいです。

2007年5月4日
岡山国際サーキット
フロント16K リア18K
外気温24℃ 路面温度36℃

まず一番に感じた事は、コントロールしやすいなというのが第一印象です。

どうしても大パワーFR2駆だとテールスライドを起こしがちな場面でも、コントロールのしやすさというのは、重要なファクターであると思います。

また、スライドした時の挙動の変化も判りやすいというか、常に自分の支配下におけるという様な感じがしました。

岡山国際サーキットで顕著に差が出たところは、アトウッドや最終コーナーなどの旋回しながら加速していくコーナーなどは動きが良く判るようになりました。 

またこのコーナーはストレートに繋がるパッシングポイントになるところでもあるので、レースなどではライバルに対し一歩リード出来るのではないでしょうか?

弊社の個別のデモカーに合わせ、今後もハイパコ使っていこうと思っております。

氏名  水田
職業  ステップエンジニアリング 代表
HP  http://www.step-car.com/
所在地  北海道札幌市南区北ノ沢1729−3
連絡先  TEL:011-572-8180
 FAX:011-572-8182
取付車種  シビック EG6 
車高調  無限
フロント  1200ポンド
リア  1000ポンド
今までに感じたことのない追従性を
体感できました。

先ず感じたのは、ダンパーの長所を引き出してくれるということでした。無限のダンパーを使用し、何度かガス圧を変更してきましたが、明確な変化を感じたのは今回が初めてでした。

SUGOのシケインのような、連続するギャップの追従性は今までに体感したことの無いものでした。

特筆すべき点は、FF車に限ったものかもしれませんが、リアの安定性がかなり上がり、流れ出しや収まりが以前よりもハッキリしたことです。これは間違いなくアドバンテージになります。

しかし、注意する点は長所を引き出してくれると同時に、短所も明確にしてしまうことです。リアの安定を手に入れた反面、スプリングの沈み込みが少ない分フロントの動きが制約された感じがしました。

結果、アンダーステア傾向の車になりました。これは、今回レース前日の走行単位が3本しかなく、充分な調整が出来なかった為で、今後の微調整で改善されるはずです。あくまでも、スプリングをただ変えただけの結果の感想です。

ですから、ただスプリングを変えただけでは決して速くなるわけではなく、充分な理解と調整が必要です・・・と、これから購入を考えている方に伝えたいです。


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